- 天然歯のようにしっかり噛めるインプラント治療
- 当院のインプラント治療の特徴
- インプラントのメリット・デメリット
- インプラント治療の流れ
- 失った歯を補う3つの治療法
- 総入れ歯に不安のある方へ
- 「骨が足りない」とインプラントを断られた方へ
- インプラントの症例
天然歯のようにしっかり噛めるインプラント治療
インプラント治療は、歯が失われた箇所に人工の歯の根(人工歯根)を埋め込み、その上に人工歯を被せる治療法です。かつては入れ歯やブリッジが主流でしたが、技術の進歩により、インプラント治療が一般的になりました。
この治療法は、天然歯のようにしっかりと噛むことができ、周囲の歯への負担が少なく、装着時の違和感がほとんどないというメリットがあります。
歯を失った方や入れ歯でお悩みの方、健康な歯を守りたい方に最適です。
患者様の「しっかり噛めるようになりたい」というお悩みを解決するために、丁寧なカウンセリングと先進の技術を駆使したインプラント治療を提供しています。
治療は患者様のお口をじっくりと診察し、全体のバランスを考慮した上で進めます。インプラントをご検討されてる方は、四日市の日永しばた歯科までお気軽にご相談ください。
当院のインプラント治療の特徴
知識と実績を備えた歯科医師が治療を担当
どの治療にも言えることではありますが、インプラント治療においても言えることは治療を成功に導くためには経験と知識・技術を備えておく必要があるということです。 よく年間何百本入れたとかいう話も聞きます、確かに経験も大事ですがそれ以上に大事なことはそれとあわせて知識や技術があるかということです。たくさん入れたから上手というわけではないのでそこに自惚れることはなく当院では過去の論文や最新の技術や知識を学ぶべく常にセミナーや学会に参加し研鑽することを絶やさないようにしています。
精密歯科用CTを用いた精度の高い診査診断が無料
当院では、インプラント治療の成功を確かなものとするため、患者様のお口の状態を正確に把握し、それに基づく綿密な治療プランを構築します。 そのために、必要不可欠なのがCT診断です。当院では精密歯科用CTを導入して診査診断を行なっています。インプラントを埋入する部位には目視できない神経や血管があり、それらを把握せずにインプラント治療を行うことはできません。精密歯科用CTにより顎の骨の立体的な構造や神経の位置などを高精度に把握できます。 当院ではそれらの診査診断を無料で行っているのでいつでも話をしたい旨を伝えていただければ相談させていただきます。
最新のデジタルシミュレーションによる埋入計画
当院ではCT撮影した画像をシミュレーションソフトに取り込み、患者様の骨の状態を立体的に詳細に把握します。この情報を元に、最適なインプラントサイズ・埋め込み位置・角度・深さを細かく決定します。特に症例によっては、サージカルガイドと呼ばれるマウスピース型の器具を製作します。このガイドは、シミュレーションに基づいて決定された位置へ正確にインプラントを埋入するための専用定規のようなものです。
サージカルガイドを使用することで、手術の正確さが格段に向上し、患者様の身体への負担も大幅に軽減されます。
スムーズな流れによる施術時間の短縮
当院では基本的なインプラント治療では、20分ほどで終わることもよくあります。これは十分な経験と知識、事前のシミュレーションにより達成されるものになります。また、難症例では1〜2時間ほどかかることもありますが、施術中に話をすることは可能なので休憩を取ることもできますので不安な方はぜひご相談ください。
審美領域には最新の3次元的なデジタル診断
デジタルフェイススキャンを導入する事で、患者様の顔全体の骨格や歯並びをデータ化し高精度に解析でき、自然な見た目と噛み合わせを考慮したインプラント設計が可能になりました。また、従来の方法と比べて治療計画がより精密になり、手術のリスクを軽減する効果もあります。フェイススキャン技術を活用することで、患者様に最適なインプラント治療をご提供します。
信頼性の高いストローマンSLActiveを使用
患者様の体内に直接埋め込むものは、品質や実績に優れたメーカーのインプラントを選ぶことが重要です。当院では、スイスのストローマン(Straumann)インプラントを採用しています。このメーカーは世界的に高いシェアを誇り、50年以上にわたる研究・開発の歴史を有しています。
信頼性の高いストローマンSLActiveを使用
高い強度と優れた骨結合性を実現
純チタンに、希少金属「ジルコニウム」を配合させた世界で唯一、ストローマン独自の材質です。通常のインプラント体に比べ硬く、咀嚼などで過度に負担がかかった場合に折れるなどのリスクの軽減が望めます。また、高強度な分、インプラント自体を補足設計できるため、比較的骨の薄い前歯に最適で、骨量の心配な方であってもインプラント治療が可能となるケースが広がります。
骨と結合しやすい構造で治療期間を短縮
最新鋭の技術をもって生み出された次世代のインプラントです。独自の表面性状が骨結合を促し一般的には数ヶ月かかる治癒期間を最短で5~6週間ほどまで早め、さらに従来よりも脱落のリスクを下げることが可能になりました。
世界トップクラスのシェア率
ストローマンインプラントは、世界70ヵ国以上、500万人以上の患者様の治療にしようされている世界シェアNO.1 のインプラントです。45年以上の歴史があり治療後5年及び10年の長期的な臨床データから確かな安全性が立証されているので、安心してお使いいただけます。
骨が足りずに治療を断られた方も当院ではインプラントが可能
インプラント治療には、あごの骨にインプラントをしっかりと固定させるために十分な骨の量や密度が必要です。あごの骨が不足している場合、他の歯科医院では治療が難しいとされることがあります。 しかし、当院では他院で断られたケースでも、骨の再生治療を行うことで治療が可能なケースは多いです。患者様のあごの骨の状態や治療部位に応じて、さまざまな骨再生治療法を提供しています。インプラント治療に関するご相談や他院での断られた方も、お気軽にご相談ください。
わかりやすい金額設定
よくインプラント治療となった際に、様々なインプラントの種類があったり、上部構造と言われる被せ物は費用が別になっていたりすることがあります。当院でのインプラント治療の費用はわかりやすくストローマンのインプラントを使用し上部構造と言われる被せはジルコニアで1本が385,000円(税込)となります。特殊なケース(大きく骨が少ない場合や埋入と同時に被せ物まで入れるなど)を除きここから追加で費用がかかることはありません。
また同時に2本以上入れる場合は2本目から330,000円(税込)となります。
「抜歯即時埋入」と「即時荷重」にも対応
当院では、歯を抜くと同時にインプラントを埋める手術方法である「抜歯即時埋入」や、一次手術当日に仮歯まで取り付けてご帰宅いただける「即時荷重」にも対応しています。
抜歯即時埋入
抜歯即時埋入は、歯を抜いた直後にすぐにインプラントを埋入する治療方法です。通常、インプラント治療では歯を抜いた後、数ヶ月の待機期間が必要ですが、抜歯即時埋入では歯を抜いた瞬間にインプラントを埋め込みます。これにより、患者様は治療期間を大幅に短縮し、早期にインプラント治療を終えることができます。
即時荷重インプラント
即時荷重は、インプラントを埋め込んだ後にすぐに歯をかぶせる治療方法を指します。通常のインプラント治療では、埋め込んだ後に歯をかぶせるまでに数ヶ月の癒着期間が必要ですが、即時荷重では埋め込んだ直後に歯をかぶせることが可能です。
症例
来院時の主訴 | 前歯が痛い |
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医院の治療選択 | 右上1番 抜歯即時埋入 |
来院期間 | 6ヶ月 |
治療費用総額 | ¥400,000(税込¥440,000) |
リスクと副作用 | 個人差によりごく稀に欠けたり壊れる可能性があります |
インプラントのメリット・デメリット
インプラント治療のメリット
天然歯のように「よく噛める」
インプラント治療により、ご自身の天然の歯と同様にしっかりと咬むことができます。これにより、入れ歯では咬めないような硬いものでもしっかり咬むことができ、食事をより美味しく楽しむことができ、日常生活の品質が向上します。
周囲の歯を削らず、取り外す必要もない
インプラント治療では、従来のブリッジ治療のように周囲の健康な歯を大幅に削る必要がありません。他の歯にを削る必要がないので単独で歯を入れることができ、周りの歯にダメージを与えず治療ができます。また、入れ歯のように取り外して洗う手間も不要です。
残っている歯への負担が少ない
インプラントは入れ歯やブリッジと比較して、残っている健康な歯への負担を軽減できます。周囲の歯や歯茎で噛むわけでもなく、インプラント自体に噛む力を負担させることができるので、残っている歯の負担を減らすことで歯の寿命を延ばし、口腔全体のバランスを維持することが可能です。
天然歯のような自然な見た目
インプラントはその構造から、天然歯と似たような見た目にすることが可能です。また人工歯の材質も保険で使用できる材料よりも優れたものを使うことができるので強度の面でも優れたものとなります。
インプラント治療のデメリット
保険適用外の自由診療(医療費控除の対象)
インプラント治療は健康保険適用外の自由診療となります。そのため、入れ歯やブリッジと比較して費用が高く、患者様のご負担が増加します。ただし、医療費控除の対象となるため、確定申告の際に治療費の一部を還付される可能性があります。
治療後は定期的なメンテナンスが必要
インプラント治療後は、定期的なメンテナンスが不可欠です。適切にケアしないと、インプラント周囲炎が発生する可能性があります。予防のためには、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることが必要です。また、長期的な使用を確保するために、治療後は半年から1年に1回の検診やクリーニングが推奨されます。
インプラント治療の流れ
1カウンセリング
初めに、患者様のお話を丁寧に伺い、お悩みやご要望を確認します。治療に対する不安や疑問にも真摯にお答えし、ご理解とご納得を得た上で次のステップに進みます。
2精密検査・治療計画の立案
レントゲン撮影やCT撮影、噛み合わせや顎の骨などの精密な検査を行い、お口の中の状態を的確に診察・診断します。これらの検査結果を元に、詳細な治療計画を立てていきます。患者様の状態に合わせた最適なアプローチを行います。
3サージカルガイド作製
人工歯根を正確な位置に埋入するために、CT画像や歯型の3Dデータを基にサージカルガイドを作製します。これにより、埋入の位置や角度、深さなどを高度に制御し、治療の精度を向上させます。
4インプラント埋入手術
当院では「即日インプラント」「1回法」「2回法」の3つの手法に対応しています。患者の骨の状態や埋入数などを考慮し、慎重な診断の上で最適な手法を提案しますインプラント体と顎の骨の結合に、通常約2~3ヶ月の治癒期間を設けます。この期間を経て、しっかりとした結合が形成され、安定した基盤が整います。
52次手術
1次手術で埋め込んだインプラント体が結合したことを確認できたら、その上部にアバットメントを装着するための2次手術に進みます。インプラント体は歯茎の下に埋まった状態であるため、まずは歯茎を切開して、頭の部分をあらわにします。そこに、歯肉の形を整える支柱を装着して、補綴処置開始まで1週間~2週間待ちます。
6型取り(印象採得)
型取りを行い、口腔内におけるインプラント体やアバットメントの位置関係と周囲の軟組織の形態を専用器具を用いて模型上に再現します。これにより、新しい歯の製作に必要な詳細なデータを取得します。
7新しい歯の作製と装着
外科手術で歯肉を切開し、アバットメントを連結して歯の土台を作り、上部構造(人工の歯)を作製・装着します。1回法では、骨との確実な結合が確認された後、上部構造の製作を開始します。
8治療終了・定期的なメンテナンス
治療終了後は、3~6ヶ月に1回の頻度での来院が推奨されます。定期的なメンテナンスでは、噛み合わせの調整やクリーニングなどを行い、患者様の健康状態を維持し、末長く快適な生活をお過ごしいただけるようサポートいたします。
失った歯を補う3つの治療法
インプラント
インプラントとは、天然の歯と見分けがつかない見た目や咬み心地を実現する先進的な欠損補綴治療法です。この治療は、人工歯根を顎の骨に埋め込んでセラミックの歯を装着することで、天然歯と同等の機能と見た目を実現します。
入れ歯・義歯
入れ歯治療は、あらゆる症例に対応できる柔軟性があります。歯型を採取し、取り外し可能な入れ歯を作製します。治療法の歴史も古く、患者にとって身体的な負担が軽いのが特徴です。入れ歯は健康保険適用のものであれば、費用や治療期間も抑えることができます。
ブリッジ
ブリッジ治療は外科処置を行わない固定式の治療法です。歯を失った部分に人工歯を固定し、両隣の健康な歯を支えとして利用します。この治療法は入れ歯よりもしっかりとした咬み心地と自然な見た目が得られますが、支えとする歯に一定の負担がかかるというデメリットも存在します。
総入れ歯に不安のある方へ
インプラントオーバーデンチャー
インプラントオーバーデンチャーは、2~4本のインプラントを外科手術により顎の骨に埋め込み、これによって入れ歯をしっかりと固定する治療法です。この方法では、特殊な部品であるロケーターを使用し、インプラントと入れ歯を連結します。そのため、「アタッチメント義歯」とも呼ばれています。
この治療法の特長は、入れ歯が顎の骨に確実に固定されることにあります。これにより、入れ歯でも硬いものを噛めるようになったり、食事や会話の際に入れ歯がずれたり、外れたりする心配がなくなります。
また通常のインプラント治療と比較して大幅に費用を抑えることができるのも利点の一つです。
「骨が足りない」とインプラントを断られた方へ
十分な歯槽骨がないとインプラント治療は難しく、骨量不足のために治療を断られることがあります。しかし、デジタル技術を駆使して診査診断を行うと、実際には埋入可能であることがあります。またそれでも厳しそうな場合でも顎の骨量は増やすことが可能です。 当院ではGBR、サイナスリフト、ソケットリフトなどの治療法を用い、骨量が不足している方もインプラント治療を受けられるようにしています。
GBR(骨誘導再生法)
GBR(Guided BoneRegeneration:骨再生誘導法)は、インプラント治療において骨の厚みや高さが不足している場合に採用される歯槽骨再生法です。この手法では、骨形成を妨げる繊維芽細胞の侵入を防ぐため、欠損している骨部分を「メンブレン」と呼ばれる人工膜で被覆します。メンブレン内には自家骨や人工の骨補填材が詰められ、これによって骨芽細胞の増殖が促進されます。 GBRの手法は、骨を再生させてからインプラントを埋入するケースが一般的ですが、場合によってはインプラント埋入と同時に行うこともあります。
サイナスリフト
サイナスリフトは、上顎奥歯のインプラント治療において、骨不足が課題となる際に採用される手法です。上顎の特徴として、上顎洞(サイナス)と呼ばれる空洞が存在し、下顎に比べて骨の厚みが少ないことが挙げられます。 この手法では、歯槽骨とサイナスの間に位置する上顎洞を持ち上げ、そこに人工骨を導入して骨の増加を促進します。手順としては、歯肉を切開し(横から)、骨に穴を開け、サイナスリフトを行います。
〇メリット
- 骨の高さが極端に足りないケースも対応可能
- 隣り合った複数本の歯の治療ができる
- 治療箇所を目視できるため、比較的リスクが多い
×デメリット
- 治療期間が長くかかる
- インプラント単体よりも費用的に負担が増える
ソケットリフト
ソケットリフトは、上顎奥歯部分の骨の厚みが不足している場合に行われる骨再生の手法の一つです。この手法はサイナスリフトと同様、インプラント治療を行う際に十分な骨のサポートが必要な状況で採用されます。 手順としては、まずインプラントを埋入するための穴を開け、その際に同時に人工骨を導入しながら上顎洞を持ち上げていきます。ソケットリフトの特徴は、骨材を導入しながらスペースを作り、直ちにインプラントを埋入する点にあります。これにより、骨を増やす治療とインプラント埋入を同時に行うことが可能で、傷口の大きさや手術時間が短縮され、負担が軽減されるというメリットがあります。
〇メリット
- 足りない顎骨の高さを補える
- 治療期間がサイナスリフトよりも短い
- その他の骨造成術として処置が簡便
×デメリット
- 外科的な処置によって身体に負担がかかる
- インプラント単体よりも費用的に負担が増える
インプラントの症例
症例1
before
after
来院時の主訴 | 前歯が折れました |
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医院の治療選択 | 右上1番のインプラント埋入 |
来院期間 | 6ヶ月 |
治療費用総額 | ¥350,000(税込¥385,000) |
リスクと副作用 | 疼痛、腫脹、出血、2~3日をピークに1週間程度、頬部や顎下部に痛みや腫れが出ることがあります。 |
症例2
来院時の主訴 | 歯がなくてご飯が噛めない |
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医院の治療選択 | IOD |
来院期間 | 6ヶ月 |
治療費用総額 | ¥600,000(税込¥660,000) |
リスクと副作用 | 疼痛、腫脹、出血、2~3日をピークに1週間程度、頬部や顎下部に痛みや腫れが出ることがあります。 |
症例3
before
after
来院時の主訴 | 前歯を打ってしまった |
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医院の治療選択 | 左上1番のインプラント埋入 |
来院期間 | 6ヶ月 |
治療費用総額 | ¥450,000(税込¥495,000) |
リスクと副作用 | 疼痛、腫脹、出血、2~3日をピークに1週間程度、頬部や顎下部に痛みや腫れが出ることがあります。 |
症例4
before
after
来院時の主訴 | 奥歯がなくて噛めない |
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医院の治療選択 | 左上6番7番のインプラント埋入 |
来院期間 | 6ヶ月 |
治療費用総額 | ¥650,000(税込¥715,000) |
リスクと副作用 | 疼痛、腫脹、出血、2~3日をピークに1週間程度、頬部や顎下部に痛みや腫れが出ることがあります。 |
症例5
before
after
来院時の主訴 | ご飯が食べにくい |
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医院の治療選択 | 左右下6番インプラント埋入 |
来院期間 | 6ヶ月 |
治療費用総額 | ¥650,000(税込¥715,000) |
リスクと副作用 | 疼痛、腫脹、出血、2~3日をピークに1週間程度、頬部や顎下部に痛みや腫れが出ることがあります。 |